新・呼吸法

2001年6月15日

生命誕生の瞬間、この世の空気を大きく吸います。
その時初めてこの世での洗礼を受けます。
それが魂であり、この世の全てはそこから始まるのです。

「生きる」

生命失脚の瞬間、最後に大きく息を吐きます。
予期せぬ突然の死、不自然な死、どんな死でも、
誰もが死ぬ瞬間、何よりも早い『死』の直感を察知します。
その察知で最後の息を吐きます。
この世での魂が抜ける瞬間です。

「死ぬ」

生まれて最初の息を吸い、
最後の息を吐くまで、
どんな呼吸をしていられますか?
社会や時代のスピードに呼吸まで預けてはいませんか?

呼吸一つで、生き方、魂は大きく変化します。
途切れることなく行なう行為だからこそ、
自分自身の呼吸法が必要なのです。

生きている最もダイレクトな自己主張です。


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